学生ローンは、すぐに学費で困っている人たちに、お金を貸し出ししてくれるのでとても便利です。すると学生さんは、次に何か困ったときに、また借金をしようというモチベーションが生まれてしまうかもしれません。これが危険な発想なのです。
学生の人たちは、多くのケース、学生ローンを一度利用すれば、増額を申し出るといいます。返済額が減れば、また借り入れをして、もとの借り入れ額に戻してしまうという人たちもいるでしょう。借りているお金なのに、自分の貯金のように錯覚している若い人たちも多いと言います。
借り入れをして、お金を返済することが出来ないから、また借り入れをして返済に当てる人たちも若い人たちにいます。それを一般的に自転車操業といいます。若い人たちにだって恐ろしい罠は待ちかまえていることになります。
学費を学生ローンで支払いするという苦肉の策は間違いなく若い人たちを救ってくれる最後の救済です。しかし、若い人たちは、その救済にどっぷり甘えてしまってはならないということです。借金は、しっかり計画性をもって返済していくモチベーションを持たない限り、身を破滅させてしまうものでもあります。
せっかく学生ローンという存在がありますので、有意義に利用していただきたいですね。